令和7年度 職場の年末安全衛生推進運動
運動期間:令和7年12月1日(月)~12月31日(水)
主唱者:愛知労働局・労働基準監督署
協賛者:日本労働安全衛生コンサルタント会 愛知支部 他
年末を迎えるに当たり、働く方々が誰一人ケガをすることなく明るい新年を迎えられるよう、現場や作業の実態と関わる危なさを把握し、事業者が守るべき「基本」を決め、労働者が定められた基本動作を守るという「基本的な管理」を日々実践していくことを提唱し、「令和7年度 職場の年末安全衛生推進運動」を実施します。
年末を迎える前に、「慣れ」と「忙しさ」に潜むリスクを整える
年末が近づくと、生産・出荷・納期対応などで現場の動きが加速します。
この“忙しさのピーク”を迎える前こそ、職場の安全衛生管理体制を点検し、不安全な慣れや油断を未然に防ぐことが重要です。
- 「いつもの作業だから大丈夫」という思い込み
- ベテラン頼みの作業慣行
- 新任者への教育の遅れ
- 納期優先による確認省略
こうした“小さなズレ”が積み重なることで、思いがけない事故が発生する可能性があります。
なぜ、自社だけでは「見慣れた危険」を見落とすのか
安全への意識が高くても、次のような構造的要因により危険が潜みます。
- 日常化した作業に潜む慣れ
- 本業との兼務による時間不足
- 社内の慣習により指摘しづらい雰囲気
これらは、どの現場にも共通して見られる課題です。
だからこそ、第三者の目による点検と助言が効果を発揮します。
コンサルタントは「現場に寄り添う伴走者」
労働安全コンサルタント・労働衛生コンサルタントは、現場で起きている課題を共に分析し、
改善に向けた実践的な指導と支援を行う専門家です。
- 現場巡視と具体的な改善提案
- リスクアセスメントの実施・教育支援
- 安全衛生委員会の活性化サポート
- 化学物質管理・法令対応の支援
- 災害・ヒヤリハットの分析と再発防止策立案
スローガンで終わらせず、「今すぐ始められる現実的な対策」を提案します。
専門家に相談するタイミングは「事故が起きる前」
忙しさの中では、注意していても見落としが生まれます。だからこそ、「忙しくなる前に」備えることが大切です。
- 安全衛生診断
- 実効性のある安全衛生管理体制の構築
- リスクの「見える化」による早期対応
まずはご相談ください
労働安全コンサルタント・労働衛生コンサルタントが、御社の現場に合わせた実践的な支援を行います。
安全を“年末に整える”のではなく、“年末を迎える前に整える”。
ゼロ災害の新年を目指して、今から始めましょう。

